2011.10.07

さようなら、スティーブ。

- 想い -

とうとうその日が来てしまいましたね。
ホントなら"もう一つあるんだぜ"と、iPhone5でも見せながら壇上に上がって欲しかったんですが。

あのプレゼンを見ていたのなら、"まだまだだなぁ"とか思ってたんでしょうね。(^^;;

その連絡を私は事業部長出席の会社間打ち合わせの席で受けました。
しかも自分が説明した直後。(汗)
その後の打ち合わせも、更にその後の仕事もバタバタして、結局家に帰る途中でようやく皆さんのtweetを見られた程度です。
今日の日中の空の青さと、夜に突然降り出した雨を忘れないでしょう。きっと。

ぶっちゃけ最初の頃(って自分でMac買う、、、1990年辺りか?)は、Jobsの事は余り好きじゃなかったですねぇ。
なんだろ、"未来を実現する人"ってのはむしろアラン・ケイのイメージが強くて。
彼の見た夢を商品にして売り込んだ、、、、って認識でしたね。

その認識が変わってきたのは再度Appleに戻ってから、かな。
Coolで、誰でも入手できて、誰もが簡単に使える。
その方向性(信念、、、むしろ意地?)はぶれることが無かった。
だからこそこれだけ受け入れられたのだと思います。

#が、本当に古いMacユーザとしては、"指のない、手の無い人でさえ使うことが出来る"為に
#マウスのボタンが1つしかなく、なおかつ真上から押せる形状だった、、、という所からは、
#ずいぶん遠くに来ちまったなと4本指スワイプやMagicMouseを見て思うのでした。

壇上に上がる彼の姿を見る度に、痩せ細って行く姿を見ながら、それでもまだ未来を見せてくれる、、、と信じていましたね。
一線から退いたとしても、その意志は止まる所を知らないと。
しかし実際はギリギリの所の引き継ぎだったのですねぇ。
これで、誰もあなたを追い抜くことは出来なくなってしまいました。
きっと、これから先のAppleの歩みを、イライラしつつ眺めることになるのでしょうね。(^^;;
我々も使う側の立場として、これまで以上に厳しく見ていかないと、、かな。

ゆっくりと、のんびりと待っていて下さい。
きっと私たちはあなたの考えた未来に追いつきますから。

投稿者 irikura : 01:49
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