2007.09.15

MDR-EX700SL&KH-C711。

- モノ -

今日は昼間にSonyのディーラーコンベンションでMDR-EX700SLを、その後有楽町に行きKENWOODのKH-C711を試聴しました。
新型の耳栓2個を立て続けに試聴したのが(^^;;

で、Sonyの耳栓、、、あ。あと耳スピーカ(って表現で良いのか)の感想から。
EX700SLの一番のポイントはイヤーパッドの種類が多様なこと。
しかも軸の部分の材質を変えて、耳への密着性を上げてあり、更に色を変えることで識別をしやすくしてある。
軸の部分の硬度が上がったことで、耳穴への密着性が上がり、遮音性はそれまでのイヤーパッドからかなり良くなっている。
Sonyのプレーヤでちょっと聴いた後自分のiPod nanoで。
試聴用の楽曲で確認。
低域側はやや強め。解像感と音場は結構自然な感じかな。
なんと言っても会場でわずかな時間での試聴なのであまり細かい所までは。
周波数スイープの感想は高域側に音圧が上がる部分が一箇所あるくらいで、下から上までバランス良く再生してくれている感じです。
#低域側の正弦波が出ている"感じ"はかなり良かった。
ユニットのR/Lも識別しやすいし本体がちょっとだけ大きめな以外は取り扱いもしやすいと感じました。
外部への音漏れも十分小さいと言えるし。

耳スピーカ(PFR-V1)の方は、耳穴に入れるバーの部分がちょっと気にはなるけど、さすがに外部にスピーカを置いているだけあって、非常にストレスが無く自然な音場の広がりを感じることが出来ます。
まぁ構造から音漏れはバリバリなので、家でのんびりリスニングって用途なのだと思いますが。
でもヘタな密閉式/開放型のヘッドフォン以上にストレス無く聴くことは出来ますね。

で、KH-C711。
KH-C701がバランスド・アーマチュア方式であったのに対し、KH-C711はダイナミック型。
この方針転換はちょっと残念だなぁと思いつつ試聴。
まずはだ。イヤホンのR/Lが判りにくいぞ。(^^;;;
樹脂部分の根元に小さく書いてあるだけで、他になんにも表示無し。
パナの耳栓みたいに、R/L判別用のポッチを付けていても良いのに〜と感じました。
#目の見えにくい人の事も考えるとね
装着はSonyと殆ど同じ、イヤーパッドは旧来のSony型とほぼ同一。
そのせいで遮音もまぁほどほどって感じ。
こっちもKENWOODのプレーヤでちょっと聴いた後自分のiPod nanoで。
音場、定位はやはりそこそこ。KH-C701の様な、1m以下の違いも判りそうな解像感は感じなかったかな。
その代わり音のスピード感は遙かに上。低域も良く響く。
周波数スイープではSonyと違い上の方に2つ盛り上がりがあるのが感じられました。
ソースによっては気になる場合もあるかも知れないけど。
でもまぁEX700SLの半額以下で、70%以上の満足度を得られると思えばいいと思いますねぇ。
出来るならEX700SLのイヤーパッドをC711に付けて聴けたら満足度は更にアップ!!って感じかな。
構造上今までのEXシリーズとは違うって話なんだけど、付ければ付きそうにも見えたので。
ぜひぜひイヤーパッドの単体発売を〜>Sonyさん

投稿者 irikura : 22:11
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