2006.10.20

audio-technica ATH-CK6。

- モノ -

本日発売に付き購入(笑)
まぁ発表は結構前に出ていて、A&Vフェスタでも試聴可能でした。
なのでどんなものかは十分判ってたんだけど。
ま、音質とかいろいろ試してみたりとかは出来なかったし、オーディオテクニカは結構信用してるから。
本命は来月発売の高級版かも知れないけど。(^^;;

で、こいつはユニットを安定させるためのループサポートが3種、イヤーカップが丸形と楕円形でそれぞれ3サイズってことで、3x6=18種の組み合わせが可能、、、と言うのが売り文句。
パッケージにも"18STYLES"とでっかく表示。
ループサポートはもともと必要ないと思ってるし、イヤーカップのサイズはMかLしか使わないから、私の場合は実質4種のみの選択肢なんだけど。
早速試聴。
まずは丸形のMサイズ。
んー、装着感が弱い?
通常の装着だと密着感が無くて低域が抜けちゃってる感じ。
耳の上から回すといい感じ。やや締まり気味の低域と割とバランスの良い中高域。
この辺の価格帯のモノはもうかなり安心して聴くことが出来る。
イヤーカップの材質はやや柔らかめで、非常に遮音性が高いという訳ではないけど、ちゃんと装着できると問題無いくらいに使用することは出来る。
解像感はそこそこいい。音場についてはいい感じで広がりがあると思う。
この手の形状(Sony互換系?)としては結構いい方じゃないかな。
中域のちょっと下に弱い所があるらしく、やや乾いた感じの音質になってるけど、このくらいだったらエージングで調整できるんじゃないかな。

次に丸形のLサイズ。
密着性が更に上がったので低域が響く響く(^^;;;
ちょっとオーバーブースト気味。
ユニット自体それなりに低域を出すようになったから、イヤーカップでブーストする必要が無くなったのも最近の傾向ですな。

次は楕円形のMサイズ。
やっぱり耳の上から回して装着。
円形との違いはあんまり無いけど、こっちの方が抜けてる感じがするかな?
私の場合は円形の方が良さそう。

最後に楕円形のLサイズ。
丸形のLサイズより少し低域のブーストが弱くなった感じもするけど、やっぱオーバーブースト気味。

ってことで極めて無難に丸形のMサイズでよさそう。

あ、オマケでSonyのイヤーカップも試してみました。
装着部は楕円形になっていて、厳密には非互換なのだけど、装着は可能。
聴いた感じでは純正の丸形と傾向は同じ。
材質の違いでわずかに低域の強調が強くなるから、微調整にはいいのかも。

しょっぱなの感想としては値段よりやや上って感じ。
少し前の7000円〜1万円程度のものとそんなに遜色ない性能だと思う。
早速元ちとせでエージングを開始。
乾いた感じが改善されればいいんだけど。

投稿者 irikura : 22:46
コメント

あ、そうそう。
購入したヨドバシでついでにSonyのノイズキャンセルのネットウォークマンを聴いてきました。
確かに効果はある。うん。
なんか耳の間で響く低域のボコボコした感じがすっと無くなるって雰囲気で。
ただノイズキャンセルの対象となる音域が低域側がメインの様なので、中高域の音については多少入ってきます。
ER-6iの三段キノコの遮音性と比較すると、、、、、うーん。
同じかER-6iの方がやや上かな。

やはり自分としてはノイズキャンセルの機構にかかるお金を音質向上に掛けた方がマシだって考えは変わらないかな。
ノイズキャンセルの技術そのものを否定するつもりは無いんだけどねぇ。

Posted by: irikura : 2006.10.20 22:53

エージングは丸二日実行。#ちょっとやりすぎ

今週通勤で使ってみることにします。
で、早速今朝使ったわけですが、遮音はあまり高く無かったです。
#比較対象がER-6iなので相当不利ですが
ただ、音の鳴り方としてはいたって自然で装着感を感じさせない良さがあります。
遮音性とノイズによる低域減少への対策として、SonyのイヤーカップMサイズを試してみようかな。

エージングによる音質の改善はありますが、まだ少し弱め。
でも嫌な感じはしないのでこれでも十分かな。

音質と構成のバリエーションとか考えると買って損は無いね。やっぱ。
この流れで行くと高級バージョンも期待できそうだなぁ。

Posted by: irikura : 2006.10.23 09:49

とりあえず今日まで純正のイヤーカップM/Lと、SonyのイヤーカップM/Lを装着して通勤で聞いてみました。
低音の響きすぎと遮音性とのトレードオフが悩ましい。
純正からSonyのに換えると、低域増強と遮音性が上がるのは相変わらず。
M/LだとLの方が遮音性は上がるけど低域が響きすぎちゃう。
電車の中とかノイズが多い環境では低域よりも遮音性を取りたくなるし、静かなところに居るときは遮音性よりも音域のバランスを取りたくなる。
ひとまずどちらも及第点と考えられるのがSonyのMでした。
これにしてもどんな環境でもボリューム一定でOKって訳には行かなくて、多少調整してやる必要があります。

まぁこの辺考えるとノイズキャンセル型が選択肢に上がるのも判らんでは無いかな。

Posted by: irikura : 2006.10.26 16:40