2006.09.16

KENWOOD HD30GB9 +α。

- モノ -

先日発表されたKENWOODのHDDプレーヤですが、相方が連絡を受けて丸の内のショールームに行って来ました。
今現在比較試聴が出来るのはそこだけなんだと。
ってか直接KENWOODの広報担当から連絡受けちゃうのが凄いんですが(^^;;;>相方

ちょうどその日人間ドックで早く帰れたので、一緒に行かせていただくことに。
それほどスペースがある訳じゃないんだけど、KENWOOD製品を無線機からカーナビに至るまで置いてありました。
で、何故か私も広報の方と挨拶をして試聴開始。
HD30GA9をつかい同じソースを用いて比較。イヤホンは自前のER-6iで。
MP3データに関してはエフェクト無しのA9に対しB9の方はアコースティック系の艶が増した感じ。
音質的には完全にワンランク上になってるね。
次にロスレス。
A9の素の音はMP3をB9で聴いたときよりわずかに下に感じるくらい。
張りや艶が若干落ちてるかなぁって感じに聞こえちゃった。
で、B9でロスレスを聴くと。解像感や表現力が上がるのだ。
解像感に関しては、特に定位のいいER-6iで聴いてるせいもあって、オーケストラのわずかな楽器の音も聞き取れているって感じになりました。
もともと22kHzまでのソースを倍の44kHzまで処理で上げているから、破綻はしないかって気にはなったんだけど、聴いた限りでは問題無し。
まぁソースの楽曲によって変化があるかどうかってのは判らないけど。

まぁコイツに関してはデジタルプレーヤではなく、すでに"オーディオ機器"として十分な品質を持っていると思う。
だから量販店のデジタルプレーヤ売り場に置くのは正直言って意味がないんだよね。
価格勝負するべき機械じゃないし、売る相手もそこに来る客とはちょっと違うはず。
最低でもコンポやまともなオーディオ機器が置いてあるコーナーか、高級オーディオを買う人向けに置いてもいいはず。
最近高級耳栓が売れている状況を考えても、十分な購買層があるとは思う。
ただ、売る側がどう売るべきか悩んでる感じで(^^;;;
色々二人して言っては来ましたが(笑)

で、"も一つ面白いものがあるんですが"って出してきたのがこれ。
そーいやWBSで見たよなぁ、転がってたっけ。と眺めるも広報の方がスイッチを入れた途端に思わず笑い出しそうになっちゃいました。(^^;;
いや、音がいいんだこれが。
いくら何でも"ロボットオーディオプレーヤ"とか言われたら、動く方が主体で音なんてそこそこだと思うじゃん。
見た目もややすっきりした転がり物だなぁって感じで。
そんな見かけから、そこいらのコンポ以上の音が出て来たら笑うよ。やっぱ。(笑)
装着されているのはiPod nano。前の型ね。
#ちなみにこのiPodに、さっきのA9,B9と同じ楽曲が入れてあるので比較試聴可能なんだと。
#"一応"miuro用に置いてあるiPodだけどね。(笑)

広報の方は更に、"これがですね、、、、"とB9をヘッドホン出力から接続。
笑う以上にあっけにとられる音が鳴り出す。
やり過ぎ(わらい)
自分で動くオーディオプレーヤの前半の部分だけ目立っちゃってるけど、プレーヤとしては全く手抜き無し。
あれだねぇ、オシャレでやや広い空間で転がしておくと、どこからかいい音楽が流れてくるって感じに出来そう。
こっちもTVとかでは音質の良さが判らないので、どう売るべきかが重要な課題みたい。

やー、どっちも参ったって感じです。
残念ながらHD30GB9は、Macでは使えないんですが。(涙)
iTunesと直接やり取りできなくても、ファイルを転送する手段だけあればねぇ。
エンコードと楽曲管理のフロントエンドとしてiTunesを使うってやり方もありそうだけど。
Intel Macならまだ道はありそうだけどねぇ。

あ、ちなみに私らが聴いたここで全部いつでも試聴可能とのこと。
音質重視の方は是非。

投稿者 irikura : 22:14
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