無能記

大停電。

東京湾の花火を家族ぐるみで家から楽しんだあと、うちのお袋は相方と寝室で、俺は今のソファで寝た。
意外と暑いので、扇風機は回しっぱなし、朝方はそれでも耐えられなかったのでエアコンを入れて寝てたのだ。

が、何か変だ。

暑い。

なんで?

むっくり起きると異様な静けさ。
扇風機も止まってる。エアコンも。
あれ?ブレーカ落ちたの?と分電盤へ向かう。
、、、入ってる。

はい?

もう一回各所の確認。留守番電話、ビデオ、気がつけば部屋の保安装置であるインターホンまで停止している。
水はひとまず出るらしい。
う、停電?何かあったか?と、おそるおそる廊下を見てみると天井灯は点いている。
灯りは非常電源って事もあるから判別不能。
再度分電盤をチェックして、窓の外を眺める。
車は割と普通に走っていておかしな感じもしない。信号も点いている。
お台場の方はちょっと遠くて不明。

うーん。

もう一回廊下に出てエレベータの所まで行ってみる。
耳を澄ますと動作音。うーむ。

ホントは下まで降りて状況を確認したいのだが寝起きでひどい状態なので(^^;;
仕方が無くうろうろとマンションの連絡先はないかと探しながら、寝室の相方とお袋を覗く。
相方は寝てたがお袋は起きていた。
二人を起こし停電じゃないかと伝える。
部屋に居ては結局何も判らないので、やはり下に行ってみようと着替えをして部屋を出た直後に電気が回復。
気づくまでの時間はあるものの、正味30分くらいだったと思う。

その後ネットやTVで状況を確認。想像以上に大ごとであったことを初めて知る。
それこそテロとか頭をよぎらなかった訳じゃないけど、ひとまず電気が落ちてるだけなので自分としては家周辺が大丈夫なら問題なしと考えた。
電気が回復した直後にインターホンを使いフロントへ連絡を取るも混み合っていてダメ。
TVで停電の原因が判明した辺りでようやく区の電源が全て回復したことを知らせる放送があった。

うーん。
マンションとしては、停電発生時に非常放送でもなんでも流して状況を伝えないとパニックを起こしかねないのでは無いだろうか?
停電によって保安システム(少なくとも各戸について)が落ちるのはどうか?
って疑問は起きた。
対応する自分の方としては、最低限スピーカで鳴らせるラジオは用意しておいた方がいいなぁと。
後は水の備蓄くらいしておけって所か。(酒はいっぱいあるのだが)

ま、起きたのがお盆休み中で助かった。通勤中だと更に大変だったからね。

ある意味いろいろ教訓になりました。

投稿者 irikura : 10:04