と言う映画があることを何かのニュースで知った。
このBlogからは消えちゃったけど、以前のBlogでネタにもしたはず。
半身不随になった主人公が出会う大東流合気柔術。
流派名が明確に出てくるのも珍しかったが、"拳児"を知っている私としては中身が非常に気になった。
実際の話をベースにしてあるが、結局は日本映画。
狙いすぎて醒める所もあるんじゃないかって不安があって、結局は映画を見に行かなかったのだ。
そもそも単館上映レベルであったというのも理由の一つ。
しかーーーーし。
なんとTV東京で先日深夜に放映があったのだ。
見た瞬間に録画予約入れたよ。速攻で。
こんな映画を深夜枠とは言え放映するなんて思いもしなかったから。
今さっきようやく見ることが出来て、見終わりました。
、、、、、、、、、
見に行かなくてゴメン。俺が悪かった(平謝り)
少なくとも大東流合気柔術って名前を知ってるならこの映画は見るべきではないかと。
自分が健常者であっても障碍者の心を垣間見たいのであれば見た方がいいと。
一応それくらいの内容を持った映画でした。
まずいきなりたまげたのは主人公が障碍者となった事故の発生シーン。
マジでぶつかってるんだよ。バイクと車が。
しかも良くありそうな男が女を乗っけてるケースで。
そのシーンが衝突する車の中から見た映像で出ている。
スタント使ってるとはいえ、タンデム乗車のバイクに真横から車が衝突。
どう考えても無事じゃ済まされないケース。それを真面目に映してるのね。
主人公は脊椎損傷で半身不随になるのだけど、自分がそうなったことに対して受け入れられない気持ち、否応なしに突きつけられる現実。いっそ死のうと思う気持ち。
そこに嘘はない、と、思った。俺は。
実際に事故に遭い、そんな状況になったことはない自分が言うのは本当に判ってないかも知れないけど、自分の知りうる限り本当に近い現実を見せつけていた。
最近の日本映画でこんなのは見たことがなかった。
無茶苦茶真面目に作ってるなぁと思った。
主人公は大東流合気柔術に出会い、自分を取り戻して行くのだが、そこで出てくる師匠も本物だと思った。
確かに合気投げを行っている姿は殆ど冗談にしか見えない。
上体も動かさない状態で端から投げ飛ばして行くんだから。
しかし腕先は本物だった。凄い。
主人公の上達の過程でも嘘は少ないなぁと思える構成。
さすがに後半は演出入ってるなと思うけど、やってること自体は演出が少ないと感じた。
マジで凄い>大東流合気柔術
って思わせるだけの映画だった。
なんかすっごーーーく残念な事に録画した映像はビットレートの違いか綺麗に映ってなかったんだよね。
それが凄い悔しくて。
Amazonでオーダーしました(^^;;;
マジでいいっすよ。そう思えた。
投稿者 irikura : 01:18あーそうそう。言い忘れたけど。
何気に凄い人たちがぱらぱらと顔を見せています。
それもびっくり。