2003.07.13

普通の人々

- 感じ -

割と良く見ているデラデラメモからたぐって読んだのですが、
http://www.letre.co.jp/~iwaki/shimin.html
この論者ほど強く、また論理的に考えているわけではありませんが、私も似たような感覚はあります。
#最後のアンリンクフリーに関する話は私としてはどうでもいいので割愛

私自身は自分を"私自身が考える普通"の人であって、"世間で言う普通"は気にしてないので彼らに何を言われようが余り気にはならないのですが。
多数に属する事を好みながら、"自分は個性的だ"と考えている人については違和感を感じています。

で、そーゆー体質というか風潮について"日本人的だなぁ"という感想を漏らします。
私自身も日本人ではありますが、なんかそう言ってしまうのですよ。

だからといって嫌悪するまでではありませんが。
人にはそれぞれ個性があって、個性が違うことは当たり前なのであって比較する事でも差別する事でも疎外する事でも無いはずです。
"認識"するだけだと思ってるんですけどね。
なかなかそう言っても通じなかったり、別の理解をされてしまうようです。

人の気持ちを推測する事は行います。私は。
そのことを通じて他の人の気持ち、考えを少しでも理解したいから。
だからってこっちの気持ちが通るなんて考えもした事無いですけどね。
"自分の気持ちが通る期待"ではなくて"人の気持ちを理解する意志"を持てばいいと思うんだけどね。


これはあくまで推測ですが。
かつて村社会だった日本の中で、村という共同体に対しての一番の驚異は"異端"であって、"違うもの"を疎外、分離することで共同体の無事を確保してきたと考えます。
また、共同体の中では物事をスムースに進めるために"暗黙の了解"があったと思います。
その両者が変質して現代に残ったものかなぁとか考えるんですけどね。
だから"日本人的"だと。

投稿者 irikura : 01:09
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