2013.07.28

maxell MXH-RF500。

- モノ -

maxellがまたやってくれた変わり種耳栓
前回のパッシブラジエータに続いて今度はデュアルチャンバーですってよ奥さん。

って、また解説から入らなきゃいけないかな?(^^;;;

製品ページにも書かれていますが、パッシブラジエータはドライバの背圧で振動板を動かしていたのだけど、こっちは背圧を別の気室に出して、それを戻しているのです。
それの何が良いか?
排圧を気室に出すときにポート(通路)を調整することで、低域成分だけ気室に出し、それを戻すことで低域にチューニングした増幅ができるのです。
、、、というのが理屈なのですが。
普通のスピーカなんかで使われるものなので、イヤホンで実現したってのはどうなのよ?ってのはパッシブラジエータと同じで疑問ありありでした。

で、感想。
maxellにはよっぽど好き者がいるのか、でなけりゃすんごい設計をしているのか分からないんだけど、以外なことにちゃんとした音になっています(^^;;;
値段なりといえば値段なりなんだろうけど、低音もちゃんと出てるし中高域も変な癖がない。
室内なんかで聴くと低域が強く感じちゃうんだけど、屋外ではちゃんとバランスしているように感じます。
そこまで狙ってチューニングしているなら凄い。
遮音はやや良いかな?くらいの感じなんだけど、チューニングのおかげか外の音が入ってくるのに音楽に集中できる、んだよね。
こんな感じは今まで無かったのでかなり意外でした。

音場、解像感はやはりダイナミック型なのでBAに比べりゃ落ちますが、これはこれで十分なんじゃ?って思わせるレベル。
音域も書いたように下はそれなりに出てるし、上もそこそこ十分。超高域はさすがに弱いけど、不快な感じはないし。

実は購入してからしばらく経つんだけど、ふつーに常用として使ってしまってました(^^;;;

気になるといえば気になる点。
・ケーブルが2種類付属していて付け替え可能なんだけど、ソケット部分が邪魔。
私はケーブルを首の後ろに通して装着するんだけど、首の後ろのところにソケットが来るのでかなり邪魔(^^;;;
・本体形状から、思わずケーブルを耳の上に通しそうになる(^^;;;;
普通に装着すりゃいいんだけどついうっかり上を通しそうになっちゃう。

次はどんなのを出してくるかな?(笑)

投稿者 irikura : 11:04 AM | コメント (0)