2013.04.21

神は。

- 考え -

居るのか?

とーとつに意味不明のお題ですが。
例によってぼんやり考えていた時に思ったことなので。

いや、文明(らしきもの)が生まれてから、
・加工技術の低い状態でも利用できるもの(石、木)が存在した。
・扱いやすい柔らかい金属、更に硬度の高い金属がそれなりの比率であった。
・燃料となるものが、やはりそれなりの量で存在した。
 しかも化石燃料は文明の進みに対し十分ではあるが限りのある量だった。
・化石燃料がなくなった場合に利用可能な燃料(放射性物質)が存在した。

、、、逆の言い方をすると、条件が合ったから文明が発生した、とも言えるんだけど。

いや。素朴に"化石燃料がもし無かったら、量が著しく少なかったら今の世の中は無いよなぁ"とか思っちゃったのが始まりで。
むしろ余裕がある量だったからこそ戦争とか起きちゃった、、んだろうねぇ。

地球全体の植生が亜熱帯期のままで木が発生しなかったら、燃料としては不十分だっただろうし。
鉄が十分にあったこと、加工できる条件の金属だったこと。加工により大幅な特性変化が出来たこと。
電気を使えるようになったこと。そのコントロールで"考える機械"を作り出せたこと。更なる可能性に気づいたこと。

文明を発達させたのは人間であり、そこに人間以外の力が働く余地はない。
でもこの星をこの条件で存在させることが出来た偶然、はあるのかも知れない。
その偶然を"神の御力"と呼びたいなら呼べばいいけど、
結局のところ数多くの可能性(ビッグ・バンから出来上がった星の数々)を撒き散らした中の一つに過ぎないんだよね。

だから、"神の存在を知らしめるために、なにか特定の事象に肩入れをする"なんてのは、"自称神"の戯言の一つにすぎないわけで。

社会が成立し始めたくらいの時代に、現在の人が行って何かを行っただけで"神の御業"だろうし。(年代的にはたかだか数千年の違い)
宇宙的な時間の流れである数万年から数億年の違いがあったら、単なる"技術"でも殆ど理解不能だろうしねぇ。

なので冒頭の問いは"偶然という神は居るかもしれないが特定の肩入れをする神は居ない"ってのが自分なりの答えですね。

投稿者 irikura : 21:22
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