無能記

ゲーデル、エッシャー、バッハ。

あるいは不思議の環。

学生の頃に読ませて貰って、かなりな厚みのハードカバーなのにその面白さに一気に読んでしまった本です。
就職して自分で持っていたいと購入したのだけど、知人に貸したりしてる過程で紛失。
ちょっとがっかりしたもんです。

今日別の本を探すために書店内をうろうろしていたら、違う装丁の本が。
20周年記念版と帯に書かれてました。
#そーいや、昔の帯には"100年に一冊の名著"とか書かれてたような(^^;;

ちらっと見ると、著者が前書きを大量に追記していました。
もう20年経ったのねぇ、、、、
と、微妙にしみじみしたものの、ここで会ったが百年目。
人生で数回買うか買わないかのハードカバーの分厚い本をむんずと握りしめて2回目の購入に踏み切ったのでした。
#今度はもう引っ越しとか無いから紛失も無かろう。

問題はこれを読み切る時間があるかって事なんだけど、ま、老後の楽しみにでも取っておきますよ。(笑)

簡単に人に読めとは勧められない価格と分量なのが残念だけど、面白い本です。

投稿者 irikura : 00:22